院長ブログ

日々の生活の中で、車を使うことは便利な移動手段としてありますが、以前よりは減ったものの、年間57万件を超える交通事故が起こり、日常生活に支障をきたすことが多々あります。
その支障を回復させる際に利用すると良いのが、骨や筋肉、靭帯の仕組みを熟知した接骨医の存在です。

交通事故後は接骨院でどんな治療をするの?
移動手段として車を使う機会が増えたことによって、起こる交通事故。
事故によって被害者は、心身共に多大な支障をきたします。
交通事故の中の損傷で特に多いのが、頸椎を損傷する「むちうち」です。
「むちうち」は、頸椎の筋肉や神経が圧迫・損傷されることによって痛みを発し、事故直後だけでなく遅発性(事故後3日~1週間後に)の痛みがでることもあり、油断のできない損傷です。
「むちうち」の原因としては首の骨が強い衝撃によって、骨の内部に通っている神経が圧迫されることが原因で、それを放置すると骨が元の位置に戻りづらくなり治りにくくなります。
接骨院では患部の状態を診て、手技や電気治療、鍼灸などを活用しながら、炎症を抑え、矯正をする治療をしています。

なぜ接骨院で治療を行うの?
交通事故によって引き起こされる「むちうち」にはある特徴があり、それは骨のずれによる痛みというのは事故直後に起こるのではなく数日後にやってくることが多いことです。
理由は、骨のずれによる圧迫は、事故後はショックなどもあり痛みは感じにくいのですが、毎日の生活の中で患部にストレスが加わると、ダメージが積み重なってしまい徐々に炎症が起きて、初めて痛みが生じるのです。
痛みの原因がわかっていても、骨を元の位置に戻すための治療というのは、技術を必要とするために接骨院で治す必要があるのです。

接骨院で治療を行うメリット
接骨院で治療を行うメリットは、大病院の様に流れ作業で行うのではなく、一人一人の症状によって、また、日々の病状、変化によって、きめ細かい治療ができる事です。
また、接骨院でも、整形外科と同じく、自賠責保険を使用できます。
当院では近隣の病院とも連携をしているので、必要に応じて紹介状を書き、検査も依頼できますのでご安心ください。
男女を問わず多い肩こり。
重症になると、吐き気や頭痛、めまいなどを併発し、辛いものです。
一年中、肩こりと友達というような、慢性化してしまっている人もいるのではないでしょうか。
そんな厄介な肩こりを解消してくれる体操があります。
仕事や家事の合間にできる簡単なものなので、毎日の生活に取り入れてみてはいかがですか?

肩こり体操①
肩こりがひどい人は、自分の生活習慣を見直してみましょう。
パソコン作業や細かい手仕事など、同じ姿勢を長時間続けたり、前かがみになることが多くありませんか?
そうした姿勢によって、肩や首回りの筋肉が固まり、血の巡りが悪くなって生じることが多いのです。
症状を緩和するためにはまず、筋肉をほぐしたり血の循環を良くする必要があります。
そこで行いたいのが、肩こり体操です。
まず覚えたい基本の体操は、頭を動かさずに両腕を胸の高さに持ってきてぐるぐる回す体操です。
座ったままでも立っていても行える、非常に簡単な運動です。
左右交互に10回ずつ行って、少し休んでまた繰り返すと良いでしょう。
この体操を仕事の休憩時間などに行うことを習慣にすれば、肩周りの血行も良くなり辛い症状も改善されるはずです。

肩こり体操②
肩こりに効く体操は血の巡りを良くすることがポイントとなりますが、人間の血流は心臓へと向かって流れているので、血液が心臓へ向かいやすい体勢を作るようにすることも大切です。
その方法として、手を上に挙げるという姿勢が血流促進効果を得ることができます。
毎日どこでも簡単に行える体操のひとつとして、まず両手を真上に挙げましょう。
そしてそのまま頭の上で、30回ほどブラブラと揺らしてみます。
30回揺らしたら、力を抜いて下にぶらりと下ろします。
少し休憩して、また頭上に両手を挙げて揺らす、これを繰り返します。
この簡単な運動を習慣づけることにより、体の血の巡りがスムーズに行われるようになって肩こりも改善されることでしょう。

肩こり体操③
まず、左手を頭の上に挙げて、右側に手の先を持っていきます。
そして右手で左手の指を握り、グッと下方向へと引っ張ってみます。
限界まで引っ張りましょう。
そうすると、左手の脇周辺が伸びるのが分かります。
左肩周辺の筋肉がほぐされて、血行も良くなります。
次は反対に、右手を頭上に挙げて左側へと持って行き、左手で右手の指を掴みます。
そして同じように左下方向へと引っ張るのです。
指を掴みにくい人は、すべての指を組んでしまうと、やりやすいかもしれません。
肩周りのストレッチにもなり、終えたあとはとても肩が楽になったと感じるはずです。
肩こりを緩和する手軽な体操として、繰り返し行うと緩和されるでしょう。
デスクワークなどで、腰に負担のかかる姿勢を長時間していると、慢性的な腰痛になりがちです。
椅子に坐ったままできる膝の上げ下げや、お昼休みなどに手軽にできる体操を行うと、無理なく、時間もかからず腰痛を治すことができます。
腰痛体操の考え方は、腰部や背部の筋力の増強と、腰の回りの股関節などの筋肉の柔軟性をつける事を主眼においています。
短期間では効果がでませんので、生活の一部に取り入れて習慣にすると長期間続くと思います。
腰痛体操は予防体操なので、痛みのある時には行わず、接骨院などの医療機関に早めに受診される事をおススメします。

腰に負担のかからない姿勢は?
事務仕事を1日中やっている人は、ついつい仕事に熱中して、変な姿勢が習慣になっていることが案外多いのです。
腰に負担のかかる姿勢が習慣になると、腰痛につながるのです。
正しい姿勢は、両ひじは張らず脇の近くにあり、腰がスッとのびて、足元は右足が左足よりほんの少し引けていることです。
右手を使うときは右足が、左手を使うときは左足が、ほんの少し引けていると、腰や身体の負担が軽減します。
椅子は、身体のカーブにそった背もたれのあるものがおススメです。
机は水平よりも、製図台のように奥行きが高くなる斜面になっているものが、背すじがのびて、腰の負担が軽減できます。

腰痛体操①
腰痛の予防には、膝の上げ下げ体操が効果的です。
ふくらはぎの筋肉を意識して、椅子に深く腰かけます。
背筋、腰部をピンと伸ばして丸くならないようにします。(できない方は、できるだけこの姿勢に近づけるようにします)
手は大腿部のつけ根あたりで、手のひらを上に向けて添える程度に置きます。
肩の力が抜けていることが大事です。
あごを少し引き、左膝と右膝を左右交互に上げます。
腰がピンと伸びたままの姿勢で、大腿が上がる所までです。
この体操は、静止状態での歩行動作と同じ動きになります。
膝の上がる高さが、その人の実際に歩くときの歩幅にあたります。
片方が上がりにくい人は、歩いていて足が前に出にくい、つまずきやすく疲れやすい足です。
また、腰痛のある側でも同様になります。

腰痛体操②
壁に向かって立ち、両足は腰幅に広げて、つま先を平行にします。
両肩の力は抜いて、両手を肩の前のあたりにペタンとつけます。
両ひじは軽く曲がった状態で、お尻を左右にゆっくりと動かします。
今度は、お尻をひねりながら左右に動かして比較してみます。
腰痛のある人は、左右の変化が見つかります。
痛くない楽なほうに、ゆっくり息を吐きながら無理なくいけるところまでいきます。
そこでタメをつくって脱力します。
両ひざを少しカクンと曲がるように力を抜くと、全身の力を抜きやすくなります。
やりやすいほうを多く、5回から6回します。
フラダンスをするような要領で、楽しくのんびりとした気分でこの体操をすると、腰痛の予防につながります。
「柔道整復師」とういう資格があるというのはご存じかと思いますが、どんな資格か想像が出来ますか?
国家資格で、単純に学校を卒業しただけでは得られない資格です。
接骨院や整骨院を開業する以外にも、大学病院や整形外科でリハビリテーションを行っていたり、スポーツトレーナーなど、様々な分野で活躍しています。

「柔道整復師」とは?
接骨院や整骨院を開業する際に必要な資格は、「柔道整復師」になります。
「ほねつぎ」と言えば通じる方もいるかもしれません。
厚生労働省に認可された大学や専門学校で3年~4年間かけた、科学的な論理に裏打ちされた勉強(解剖学・生理学・病理学など)と骨折や脱臼の整復など実技指導を受けて養成されています。
医師ではありませんが、様々な手技や理学療法で患者さんが持っている本来の治癒力を高める治療法になります。
柔道となっていますがルーツは柔術で、戦国時代の活法と殺法に分けた際の殺法は武術そのものを指しますが、活法は当て身で気絶した者の息を吹き返させた蘇生法から来ています。
平成元年から法改正によって国家資格になっています。

どんな資格なの?
厚生労働省が指定する大学や専門学校で3年制もしくは4年制で履修して、受験資格を得る事ができ、国家試験に合格すると、晴れて柔道整復師になれます。
接骨院や整骨院の開業で必須になりますが、スポーツトレーナーは日本では資格として確立されていませんので、選手のコンディションなどを見守るトレーナーを目指す人は、柔道整復師や鍼灸師、マッサージ師の取得している方が多くいます。
スポーツジムなどでも、指導員として需要が多くプロからアマチュア・学校の部活まで活躍の場は広がっています。
他にリハビリ施設など病院勤務や介護での運動機能訓練指導員として就業も出来ますし、リハビリの分野を目指す事も可能です。
介護施設では実務経験によって、ケアマネージャーの道も開けます。

その資格を持っていると何ができるの?
資格を取得できれば、接骨院・整骨院の開業が可能ですが、スポーツトレーナーとしてスポーツ施設や介護施設での運動機能訓練指導員・整形外科などのリハビリ施設で働く事も可能です。
近年、柔道整復師はスポーツトレーナーとして活躍している方が増えており、筋肉や骨・関節などの解剖学や病理学・運動学も履修して専門的な知識があるので、適切な応急処置やその後の治療を行う事も可能です。
また、最近は介護保険を使う方が増えていますが、5年以上の柔道整復師の実務経験があると、介護支援専門員(ケアマネージャー)の試験にもいくつかの教科が一部免除で受験出来ますので、デイサービスなどで働く人に道が開けています。
一度、発症するとクセになったり、再発しやすい腱鞘炎。
身近な病気ですが、意外と知らない事が多いと思います。
無意識や生活習慣の中にある原因や解決策について考察していきます。

「腱鞘炎」ってなに?
関節を動かすのは筋肉ですが、四肢の先端にまで筋肉の力を伝えるのは紐状になった腱の働きによるものです。
この腱の浮き上がりを防ぐ働きをするのが、腱鞘と呼ばれるトンネル状のものです。
腱鞘の中に腱が通っていますが、この腱鞘が狭窄して炎症を引き起こしている状態を腱鞘炎と呼びます。
鞘状の中には液体があり動きを滑らかにしていますが、炎症を起こすと動きの滑らかさも衰えてしまいます。
腱鞘炎は、手首のイメージが強くドケルバン病が有名ですが、手のひらにも、腱鞘があり炎症を起こす症状をバネ指と呼んでいます。
バネ指は親指になることが多いですが、全ての手指に起こります。
症状としては、指の曲げ伸ばしがしにくくなったり、痛みがでます。
急性の場合は、患部に炎症をもったり、腫れることもあります。

なぜ起きるの?
原因は色々と考えられますが、最も多いのは使い過ぎによって、腱と腱鞘の間の機械的な摩擦により炎症が起こるものです。
本来持っている筋力の限度を超えた状態になり、その負荷が長時間・長期間加わる事で炎症が起きます。
例えばパソコン作業や楽器を弾いいたり、編み物などによって指を酷使した結果によります。
また、腱鞘炎は、産前産後や更年期の女性に多い事からも、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少した事による影響も考えられます。
女性は筋力が弱い為、男性よりも発現しやすいので注意が必要です。
勤勉な性格の人は特に注意が必要で、根を詰めて繰り返しの動作で起こる事もあります。
また体質として冷え性など血行不良が起こりやすい場合も発現しやすい傾向にあります。

解決策は?
解決策として治療よりも予防が大事になります。
少しでも痛みを感じたら安静にして出来るだけ炎症が起きた部分を動かさないようにし、接骨院など早めに医療機関にかかる事をおススメします。
痛みが強い場合は、サポーターやテーピングなどで固定すると痛みが和らぎますし、予防にもなります。
急性期では冷やし、慢性期では温めるのが基本ですが、どうしたら分からない場合は、患部を触って熱を持っていたら冷やして、そうでなければ温めると効果的です。
当院では、温熱療法と電気治療(超音波・低周波など)などを合わせて行っています。
また、患部の負担を軽減する腱鞘炎用のサポーターもありますので、仕事をしながら治したい方は治療と並行して装着されると良いでしょう。


たびたび、「接骨院」と「整骨院」の違いを聞かれます。
実は、同じ「柔道整復師」と呼ばれる国家資格を持つ者が開院しています。
通常の骨折や脱臼、捻挫はもちろん、交通事故での怪我や労働災害時の事故、スポーツ障害などを治す所になります。

接骨院・整骨院ってどんなところ?
接骨院・整骨院は「柔道整復師」が開業しており、健康保険や自賠責保険、労災保険など各種保険が適用になります。
投薬や注射などをせず、理学療法(温めたり、冷やしたり、電気治療、マッサージ、運動療法、テーピング、手技など)で治すので、薬を増やしたくない・痛み止めは根本的な治療ではないと考える患者さんが多く来院されており「自然治癒を高める」方法です。
骨折や脱臼、重度の捻挫の際は、徒手整復(元の正しい位置に戻す)や固定をするなどして、治癒力を高めます。
柔道整復師は、蘭学の流れをくんでおり、江戸時代から「ほねつぎ」として世に広まり日本古来の伝統医療となります。
以前は、柔道の高段者が一線を退くとなる職業でした。
今は少なくなっていますが、柔道場と接骨院・整骨院が併設している所が多いのは、その所以になります。
厚生労働省の国家資格を取得しなければならないので、学校を卒業しただけで資格を得る事は出来ません。

こういう症状の時は接骨院に行くのが良い
骨折・捻挫・打撲・挫傷(寝違え・ぎっくり腰・肉離れなどの筋肉の損傷や靭帯、健の断裂)・脱臼の疑いがあれば受診します。
交通事故や労働災害・部活などで負傷した場合にも、各種保険が適用出来ますので接骨院・整骨院をご利用ください。
他の医療機関に通院していて、あまり改善されいなかったり、別の治療を希望される場合、また、セカンドオピニオンとして、来院される方もいますので、お気軽にご相談ください。
精密な検査が必要だと判断した場合は、紹介状を書いて検査を依頼することもあります。

いずれにしても、患者さんの希望と環境を考慮したうえで、一日でも早く治す事を考え、日々、取り組んでいます。
「ツボ」と言えばよくイメージされるのが足ツボですが、実は足よりもツボの数が多い部分があります。
耳です。非常に小さな部位ですが、耳には非常に多くのつぼが集まっています。
今回は、耳ツボの説明を中心に、鍼灸の話しまで書きたいと思います。

耳にはどれくらいのツボがあるの?
耳は、お母さんのおなかの中にいる胎児に形がそっくりで、そこに身体のすべてが映し出されます。
では一体、いくつのつぼがあるのでしょうか?
足ツボは約70箇所ありますが、耳はなんと110箇所です!
いかにつぼが密集しているかが分かるかと思います。
東洋医学では、科学的な検査ではなく、問診、視診、触診を重視していて、表層や深層にあらわれる身体のサインをみながら、全身にあるツボを刺激して、治療していきます。
顔の表情や、声色、皮膚の色、熱感や冷感、腫れの有無、ブツブツやカサカサがあったり、血管が浮いて出てきていれば、身体のどこかの調子が崩れているサインです。
そこに関連する内臓器官や、自律神経が弱っている証拠となります。
ツボは比較的、密集しているため位置を探す必要はなく、気軽にマッサージできます。
特別な道具は必要なく、自分の手でできるので、皆さんも挑戦してみてください。

とうやってツボを刺激したら良い?
耳は小さいのでツボを刺激しやすいですし、薄いので刺激が伝わりやすいので、初心者の方でも効果を出すことができます。
大きく分けて、マッサージ法として「もむ」「こする」「ひっぱる」があります。
「もむ」は裏側に親指を当てて、人差し指で耳を挟み、全体をまんべんなくマッサージしてください。
「こする」は中指と人差し指で挟み込み、丁寧にゆっくりとマッサージします。
「ひっぱる」は指でそれぞれ、上部を上へ、真ん中を外側へ、下部を下へひっぱりマッサージをします。
コツは、強くやりすぎない事。
心地よい程度に行うのがポイントです。
当院では、1ミリ程度の長さの鍼を使い施術します。

どんな効果があるの?
耳つぼには様々な効果があります。
特に、自律神経を整える事ができるので、ダイエット、食べ過ぎ、頭痛、腰痛、高血圧、肩こり、二日酔いと挙げていくだけで様々な効果が見られます。

中国の逸話を紹介したいと思います。
「昔、ある村に一人の美少女が住んでいました。村でも指折りの刺繍職人だったのですが、疲れが溜まったのか、ある日急に目が見えなくなってしまいました。村の医者では治すことができず、途方に暮れていました。村にきた旅人がその話しをきき、彼女に治療を施しました。耳たぶの真ん中に針を通し、そこに糸を通したままにしたのです。すると少女の目に光が戻り、刺繍ができるほどに回復したのです。」

東洋医学は、西洋医学を否定するものではありません。
東洋と西洋のそれぞれが、補完しあっていけば、よりよくなると考えます。
鍼灸の考え方は、症状がでている箇所だけを治療するのではなく、手足のツボを使い全身を整える事によって、人間が本来持っている免疫力を高めることによって回復を促すのです。
また、「未病を治す」という言葉の通り、予防医学としても注目されています。
※未病とは「健康状態の範囲であるが病気に著しく近い身体又は心の状態」
40代以上に多いとされるのが、関節痛です。
関節痛になると改善するには長期の治療が必要になりますが、年齢からくるものばかりでないということを知っておく必要があります。

関節痛の原因は?

40歳を超えると身体の様々な所に痛みが出て、悩む人が増えています。
頻繁にみられるのが関節に痛みが発症する関節痛です。
関節は骨と骨のつなぎ目ですが、前後左右や複雑な動きをするために、動きを制限したり関節の安定性を高めるために靭帯や、関節のクッションの役割をする関節軟骨があります。
軟骨が何度も同じ負荷をかけ続けることによって、軟骨がすり減ってしまい靭帯がすり減ってしまい、関節の周りに密接に絡まっている神経に刺激を与えてしまい痛みとなってしまうのです。
軽度であれば、痛みが長く続くこともなく自然と軽減されますが、症状が進行すると、常時痛みが続き日常生活に支障をきたします。

なぜ「関節痛」になるの?

関節痛に悩む人は、性別を問わず見られます。
軟骨とは柔らかい骨と書きますが、体重の負荷や重力で常に負担の大きい箇所なので、年齢を重ねると痛みがでることが多々あります。
骨というのは、骨を壊す細胞と再生する細胞の両方が備わっています。
しかし、年齢を重ねると、壊す細胞の力はそのままですが、壊れた後の細胞を復元する能力が衰えてしまうために、壊れた個所が治りにくくなってしまうことで、関節痛になる原因となります。
年齢を重ねると発症リスクが大きくなるのは事実ですが、激しい運動している若い世代でも、繰り返し軟骨にストレスがかかるために発症することも多々あります。

対処法はあるの?

年令を重ねると、関節痛になるリスクが上がるのは事実のため、対処法を考えておく必要があります。
関節痛になるのは軟骨がすり減ることによるものですが、筋肉の衰えによって、膝や腰の関節に負担がかかってしまいます。
筋肉の衰えを感じたら、筋肉の柔軟性をつけるためにストレッチをするとともに、関節にあまり負担のかからない自転車やスイミングがおススメです。
また、運動靴を履いてウォーキングも効果的。
何より大切なのは、一度に長距離を歩いたり、坂や階段を歩くのではなく、継続することです。
短い距離で、平坦な道を毎日歩くようにしましょう。
真夏などは熱中症もあるので、早朝や夕方に歩くなど工夫も必要です。
そして食事でも、骨の原料となるカルシウムや、カルシウムの吸収を促すミネラルやビタミンDなどの食材と合わせて食べる事も重要です。
健康年齢を伸ばすためには、日々の努力が必要になります。
「変形性膝関節症」と聞いてもピンと来ない方が多いかもしれませんが、お年寄りが「膝が痛い」と言っている話を聞いた事があるのではないでしょうか?
年齢を重ねると罹患率が高くなる病気で、決して他人事ではありません。

変形性膝関節症とは
女性に多く、高齢になればなるほど罹患率が高くなる特徴を持つ変形性膝関節症の主な症状は、膝の内側の痛みと、膝に水が溜まる事が挙げられます。
初期には、動き始めや立ち上がる際に痛みが走る程度ですが、症状が進行すると正座や階段の上り下りが困難になり、進行すると歩くのも困難になります。
安静にしたり休息すると痛みが取れますが、末期にまで進行すると安静にしても痛みが取れず膝自体も目でみて判るほどО脚に変形して、膝や足を真っ直ぐ伸ばせなくなります。原因の殆どが関節軟骨の老化や摩耗によるものですが、中には骨折や半月版損傷等の外傷によるもの・肥満や遺伝子・関節炎の後遺症などがあります。
命に直接関わる病気ではないので積極的に治療しない人もいますが、外出や家事などが億劫になり「生活の質」が著しく低下してしまうので、早期の治療をおすすめします。
分かりやすく説明するために、症状別に示したいと思います。下になるほど、重症になります。
①膝の腫れはあまり無いが、動き始めに痛みがある
②膝の関節が腫れてきた。膝のお皿を押すと、水の様なものが貯まってる(水腫)
③膝が「О脚」になってきた。歩行時は常に痛い。

変形性膝関節症を予防するためには?
一度摩耗してしまった関節軟骨は、ほとんど修復したいと言われていますので、進行させないために予防や治療が重要です。
原因が様々ですので、原因となる因子を少しでも減らす事が大切ですが、主な原因である加齢は避けられませんので、いかに生活の中で負担を減らすかが大切。
御存じの通り膝関節は、体重の負荷が大きくかかるので、肥満の方は時間がかかっても良いので、ダイエットに挑戦される事をおすすめします。
また、膝に多大な負担がかかるスポーツ(急に止まったり動いたりする運動)も注意が必要。
膝を支える筋肉が衰えると変形性膝関節症になりやすいので、膝を安定させる筋肉である「大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)」を強化する運動を行います。生活習慣では洋式トイレを使ったり、正座しなければならない時は座椅子を使ったり、ハイヒールを避けるなどして、出来るだけ膝の負担にならないのがコツです。
また冷え性の方であれば、冷やさないように心掛け、血行を促進するように軽いマッサージをするのも効果的です。

変形性膝関節症を予防するための体操
ストレッチで筋肉を伸ばす運動があり、仰向けに寝て片方の膝の裏を両手で支え抱えて、軽く痛みを感じるまで胸の辺りまで引き寄せます。その運動を10回程度繰り返し、逆の足も同じように行います。
変形性膝関節症の予防にもなる体操は、足を上げる方法で、椅子に腰掛けて片側の足を少し曲げてしっかり床に足裏がつくようにしてから逆の足を伸ばして足首は曲げて床から10センチ程度上で止め10秒ほど停止します。その後ゆっくりと上げていた足を下ろし10回程度繰り返し逆側の足も同じように繰り返します。激しい運動ではないので、寝る前や起床前などに習慣にすると、筋力も徐々につき、効果も早期に現れると思います。 持続することが、何より重要です。
無理の無いように体操する事がコツですが、膝が腫れてしまったり、熱をもったりした時は、すぐにでも接骨院などの医療機関に受診された方が良いと思います。
慢性的に腰痛を持ってる方はもちろん、そうでない方も気になる「ぎっくり腰」。
一度発症すると何度も繰り返したり、またなるかもしれないと不安になった事はありませんか?
そこで、ぎっくり腰になりやすいと考えられる3つのシチュエーションをご紹介します。
また、その際の注意点を書きたいと思います。

重いものを持ち上げた時

重い物を持ち上げる際に、膝を使わず腰だけを曲げると腰部にかなりの負荷がかかります。
膝を屈曲してから、持ちあげる習慣をつける事をおすすめします。
膝を曲げるだけでなく、片膝をついた姿勢から身体に荷物を引き寄せて、持ち上げると腰の負荷がかなり軽減されます。
また、重い物を持つ前に、軽くストレッチするのも効果的ですし、寒い場所での作業では、ホッカイロ等で腰を温めておくと、ぎっくり腰になりにくくなります。
バランス良く持ち上げると、大きな力が必要なく持ち上げられますし、重い物も長時間持てますが、出来るだけ台車を使うなどして無理をしないように心掛けましょう。
重い物でなくても、ぎっくり腰になる場合もありますので、特に腰痛持ちの人は、軽い物を持つ時にも油断は禁物です。
荷物だけでなく、お子さんを持ち上げる時も気を抜かないようにする事が大事です。

前かがみになる時
机に向かってのパソコンの作業も前傾姿勢になり、骨盤が歪んだ状態で筋肉が硬直すると、ぎっくり腰を誘発するので、適度に立ち上がって休憩を挟むと予防になります。
前傾姿勢は立っている時だけでなく、座っている時にも負荷はかかっていますので、車を運転する際は、1時間に1度くらいは休憩をした方が好ましいと思います。
床に落ちた物を拾う時に前かがみになる時にも、出来るだけ腰を落として拾うように心掛けます。
朝起きたらストレッチや体操で筋肉をほぐしてから動き始める事も予防につながります。
帰宅後や夜寝る前にも筋肉を休めリラックスした状態になるように、アロマやお香を焚いたり、ぬるま湯につかったり、マッサージやストレッチなどを取り入れると脱力して筋肉がほぐれていきます。

姿勢を急に変える時
姿勢を急に変えたりすると腰に負担がかかり、ぎっくり腰になりやすくなります。
立っている時だけでなく、寝ている時にも油断せず、起きる時には軽く腰を動かすようにしたり、腹筋を使って起きるのではなく、ゴロリと横を向いてから手を使いながら起きるように注意します。
予防するには運動をするもの効果がありますが、運動が苦手だったり膝が痛くて無理な時には、最初はラジオ体操や散歩などから始めても良いと思います。
腰周りの筋肉をトレーニングするのも大事ですが、腰と近い股関節や大腿の筋肉のストレッチも重要なポイントになります。
運動前にストレッチをするのを習慣にしたり、運動後のクールダウンも疲労を貯めないために効果的です。
無理に伸ばし過ぎても負担になりますので、軽く伸ばす程度にして、毎日続けることが何よりも重要。
不安な時は、コルセットやテーピングなどを活用されると良いと思います。