肩こり体操 

男女を問わず多い肩こり。
重症になると、吐き気や頭痛、めまいなどを併発し、辛いものです。
一年中、肩こりと友達というような、慢性化してしまっている人もいるのではないでしょうか。
そんな厄介な肩こりを解消してくれる体操があります。
仕事や家事の合間にできる簡単なものなので、毎日の生活に取り入れてみてはいかがですか?

肩こり体操①
肩こりがひどい人は、自分の生活習慣を見直してみましょう。
パソコン作業や細かい手仕事など、同じ姿勢を長時間続けたり、前かがみになることが多くありませんか?
そうした姿勢によって、肩や首回りの筋肉が固まり、血の巡りが悪くなって生じることが多いのです。
症状を緩和するためにはまず、筋肉をほぐしたり血の循環を良くする必要があります。
そこで行いたいのが、肩こり体操です。
まず覚えたい基本の体操は、頭を動かさずに両腕を胸の高さに持ってきてぐるぐる回す体操です。
座ったままでも立っていても行える、非常に簡単な運動です。
左右交互に10回ずつ行って、少し休んでまた繰り返すと良いでしょう。
この体操を仕事の休憩時間などに行うことを習慣にすれば、肩周りの血行も良くなり辛い症状も改善されるはずです。

肩こり体操②
肩こりに効く体操は血の巡りを良くすることがポイントとなりますが、人間の血流は心臓へと向かって流れているので、血液が心臓へ向かいやすい体勢を作るようにすることも大切です。
その方法として、手を上に挙げるという姿勢が血流促進効果を得ることができます。
毎日どこでも簡単に行える体操のひとつとして、まず両手を真上に挙げましょう。
そしてそのまま頭の上で、30回ほどブラブラと揺らしてみます。
30回揺らしたら、力を抜いて下にぶらりと下ろします。
少し休憩して、また頭上に両手を挙げて揺らす、これを繰り返します。
この簡単な運動を習慣づけることにより、体の血の巡りがスムーズに行われるようになって肩こりも改善されることでしょう。

肩こり体操③
まず、左手を頭の上に挙げて、右側に手の先を持っていきます。
そして右手で左手の指を握り、グッと下方向へと引っ張ってみます。
限界まで引っ張りましょう。
そうすると、左手の脇周辺が伸びるのが分かります。
左肩周辺の筋肉がほぐされて、血行も良くなります。
次は反対に、右手を頭上に挙げて左側へと持って行き、左手で右手の指を掴みます。
そして同じように左下方向へと引っ張るのです。
指を掴みにくい人は、すべての指を組んでしまうと、やりやすいかもしれません。
肩周りのストレッチにもなり、終えたあとはとても肩が楽になったと感じるはずです。
肩こりを緩和する手軽な体操として、繰り返し行うと緩和されるでしょう。