怪我や予防に効果大!キネシオテープ・ホワイトテープ

スポーツをしている人にとって、怪我はつきものです。どんなに安全を目指して練習や試合をしていても思いがけない怪我をしてしまう可能性はゼロにすることはできず、怪我をしてしまった場合にどのような処置をするかによって、大きく予後が変わります。

「キネシオテープ」ってなに?
キネシオテープとは、患部の治療を助ける伸縮性のあるテープです。人工筋肉テープとも言われ、筋肉の故障を補助する役割もあります。
名前の由来としては、人間の身体の動きを研究する学問である、キネシオロジーからきています。
特徴としては、テープが筋肉と同じくらい伸縮性があり、患部を完全に固定してしまうのではなく、伸びすぎたり収縮しすぎてしまった筋肉に沿って貼ることで動きの補助を行います。また、筋肉の伸びを制限させるという効果もあるため、痛みの緩和や予防をはかったり、けがをする前に貼ることで筋肉が過剰に伸びてしまうことを防ぎけが防止に使われることもあります。使用方法によっては筋肉や筋などの疲労回復も期待することができますが、直接肌に貼るため自分の肌との相性をあらかじめ確認しておく必要があります。

「ホワイトテープ」ってなに?
ホワイトテープは薬局やスーパーマーケットにも販売されていて、身近に存在しているので多くの人が使用したり、目にした事があると思います。
もともとの使用目的は、幹部の関節を固定し動きを制限することです。足首や膝などの関節を捻挫してしまったり、突き指をしてしまった場合などに応急処置として固定することで、患部へのダメージを和らげ、回復を促すことができます。
また、怪我をしてしまった場合だけでなく、筋肉の動きを制限するように関節を固定することで怪我を防止することができるため、さまざまな状況で使用する機会のある万能なテープです。

どんな時に使ったら良いの?
使用する機会で一番多いのは怪我をしてしまった時の応急処置としてです。ホワイトテープはキネシオテープと比較すると伸縮性が低く粘着性も低いものが多いです。だからこそホワイトテープは捻挫など、固定する必要があるときに使用します。
逆にキネシオテープは伸縮性が筋肉とほぼ同じくらいあるので、筋や筋肉が伸びてしまったり収縮してしまった場合に筋肉の補助の役割として貼ります。
患部の状態、損傷の大きさによって、テープの太さや長さを変える必要があります。
一番重要なのはテープの貼り方です。適切なテープを適切な用途で貼っていても、貼り方を間違えていれば効果がないばかりか、逆に筋肉や関節などにダメージを与えてしまう可能性があります。しっかりとした知識を得てテーピングするか、接骨院などの医療機関で貼ってもらった方が良いかと思います。